伝説の写真家ソール・ライターが20年間に渡って撮り続けた親密な女性たち
ソール・ライター(1923-2013)は、83歳にしてシュタイデル社から「衝撃の世界デビュー」を飾った伝説の写真家。
ヌード写真集の企画が持ち上がったこともありましたが、生涯そのプロジェクトは実現しなかった。
本企画は、ソール・ライターの壮大なアーカイヴから最近発見されたもので、ライターが知人の女性たちを撮った親密なヌード写真集である。
1946 年にライターがニューヨークに到着した年からはじまり、それから20 年間に渡って彼は女性たちのヌードを撮り続けている。
ニューヨークの緑豊かなイーストヴィレッジにある彼のスタジオで自然光によって照らされたプライヴェートな空間を封じ込めた白黒写真と、その白黒写真にペインティングを施したカラー作品とで本書は構成される。
画家でもあったライターの、写真に抽象的な要素を加えたカラー作品は、ボナールやヴュイヤール、マティスなど尊敬する画家の影響が垣間見える。
*スペースシャワーネットワークHPより転載させていただきました
著:ソール・ライター
体裁:A5・横判変型・160ページ・上製
ISBN:978-4-909087-15-7
定価:2,400円(税別)
寄稿:ソール・ライター財団(マイケル・パリーロ)
翻訳:株式会社ラパン
編集:池谷修一
編集協力:ソール・ライター財団(マーギット・アーブ/マイケル・パリーロ)
協力:佐藤正子(コンタクト)
印刷・製本:シナノ印刷
装幀・デザイン:七郎(TROUT)
製作:荒木重光
発行人:近藤正司
発行所:株式会社スペースシャワーネットワーク
スペースシャワーネットワークHP
撮影:池谷修一