*トップ画像:伊奈英次「在日沖縄米軍楚辺通信所」1986年
お待たせしました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため開幕を延期していた北九州市立美術館分館の「フジフイルム・フォトコレクション展」を6月19日から開催いたします。会期は7月26日までです。会場では下記の通りの新型コロナウイルス感染予防及び拡散防止対策を行いますので、ご理解とご協力をお願いします。
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- 新型コロナウイルス感染症対策のため、ご来場の皆様には、保健所等の行政機関による聞き取り調査等にご協力いただく場合があります。そのため入館時に、日時・代表者氏名・連絡先電話番号・人数のご記入をしていただきます。
- 会場ではサーマルカメラによる検温を行なわせていただきます。なお、発熱や風邪症状があるお客様は、入館をご遠慮いただきます。
- ご来館される方へのマスク着用及びアルコール消毒液での手指消毒のお願いをさせていただきます。
- ご来館中に体調をくずされた場合は、お近くのスタッフにお声がけください。また、状況によってスタッフからお声がけをさせていただく場合がございます。
- 各展示室内の同時入場者数を制限させていただく場合がございます。
- 作品を観賞される際は、他のお客様と距離を空けて観賞いただきますよう、お願いいたします。また、展示室内での会話はお控えください。
- 館内の消毒、清掃を強化いたします。
- 職員はマスクを、受付及びショップ職員はマスク、手袋を着用して対応いたします。また受付、ショップにはアクリル板を設置いたします。
- ショップコーナーではサンプル商品を中心に置いています。※一部商品除く
(ご購入の際は店員に声をおかけ下さい。)
※なお、飯沢耕太郎氏による講演会と、学芸員によるギャラリートークは、大変残念ですが、中止になりました。ご了承ください。電話によるお問い合わせは、北九州市立美術館分館(093-562-3215)へ。
「フジフイルム・フォトコレクション」は、日本の写真文化を支え続けてきた富士フイルム株式会社が、2014年に創立80周年を記念して創設した写真コレクションです。写真が未知なる視覚体験として幕末に伝来してから現代に到るまで、日本ではすぐれた写真家が数多く誕生しました。時代の変遷のなかで、彼らは写真表現の可能性を探り、自らの姿勢や問題意識を明らかにしてきました。本展覧会では、日本における写真黎明期の礎となったフェリーチェ・ベアトや下岡蓮杖らの作品にはじまり、明治、大正、昭和、平成と国内外で高い評価を受けた日本人写真家の代表作を1点ずつ、銀塩プリントでご紹介します。現在、デジタル技術のめざましい進歩に伴い、写真をめぐる環境も人々の意識も刻々と変化しています。日本の写真史を通観する本展には、写真の在りように対する多様なメッセージが込められています。101点からなる、日本写真史の精髄をぜひご覧ください。
出品写真家
秋山庄太郎/秋山亮二/荒木経惟/有田泰而/石内都/石元泰博/伊藤義彦/伊奈英次/入江泰吉/岩宮武二/植田正治/上田義彦/上野彦馬/潮田登久子/内田九一/江成常夫/大竹省二/大辻清司/大西みつぐ/岡田紅陽/小川一真/小川隆之/影山光洋/鹿島清兵衛/川田喜久治/鬼海弘雄/杵島隆/北井一夫/北島敬三/木之下晃/木村伊兵衛/日下部金兵衛/久保田博二/倉田精二/操上和美/桑原甲子雄/桑原史成/牛腸茂雄/今道子/齋藤亮一/坂田栄一郎/佐藤時啓/沢渡朔/塩谷定好/篠山紀信/柴田敏雄/島尾伸三/下岡蓮杖/十文字美信/白岡順/白簱史朗/鋤田正義/杉山守/鈴木清/須田一政/清家冨夫/瀬戸正人/高梨豊/竹内敏信/立木義浩/田中光常/田沼武能/田淵行男/田村彰英/築地仁/土田ヒロミ/東松照明/富山治夫/土門拳/長倉洋海/長野重一/中村征夫/奈良原一高/野町和嘉/ハービー・山口/芳賀日出男/濱谷浩/林忠彦/原直久/広川泰士/広田尚敬/深瀬昌久/福原信三/福原路草/普後均/フェリーチェ・ベアト/星野道夫/細江英公/前田真三/水越武/水谷章人/緑川洋一/南川三治郎/宮本隆司/三好耕三/森永純/森山大道/安井仲治/山崎博/山沢栄子/渡辺義雄(50音順)
木村伊兵衛「秋田おばこ 秋田・大曲」1953年
フジフイルム・フォトコレクション展開催歴
2014年1月17日(金)- 2月5日(水)/東京・フジフイルム スクエア
2014年2月21日(金)- 3月5日(水)/大阪・富士フイルムフォトサロン大阪
2014年8月1日(金)- 9月28日(日)/愛知・愛知県美術館(名古屋市)
2015年1月10日(土)- 2月11日(水)/兵庫・伊丹市立美術館
2015年3月5日(木)- 5月17日(日)/京都・細見美術館
2015年10月3日(土)- 11月1日(日)/北海道・北網圏北見文化センター美術館
2015年11月20日(金)- 2016年 1月27日(水)/北海道・北海道立釧路芸術館
2016年3月11日(金)- 3月30日(水)/北海道・「写真の町」東川町文化ギャラリー
2016年7月16日(土)- 8月21日(日)/青森・八戸市美術館
2017年3月24日(金)- 4月12日(水)/東京・フジフイルム スクエア
2017年7月1日(土)- 8月20日(日)/山梨・立美術館
2017年11月23日(木)- 12月24日(日) /鳥取・鳥取県立博物館
2018年1月20日(土)- 3月27日(火)/新潟・池田記念美術館
2018年10月27日(土)- 11月18日(日)/新潟・見附市ギャラリーみつけ
2019年04月20日(土)- 06月23日(日)/福島・郡山市立美術館
展覧会詳細 ※更新
会 場 :北九州市立美術館分館
〒803-0812 福岡県北九州市小倉区村町1-1-1
TEL:093-562-3215
会 期 :2020年6月19日(金)〜2020年7月26日(日)
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
※会期中無休
入場料 : 一般1000(800)円、高大生600(400)円、小中生400(200)円
※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。
なお障害者手帳を提示の方は無料。
北九州市在住の65歳以上の方は2割減免 (公的機関発行の証明書提示が必要)
特別協力:富士フイルム株式会社
監修協力:フォトクラシック
制作協力:コンタクト
新型コロナウイルスの感染が再燃した場合、臨時休館・会期変更となることがあるため、ローソンチケット、チケットぴあ、セブンイレブン、ファミリーマート、小倉井筒屋、北九州モノレール、筑豊電鉄などでの前売り券販売は取り止めました。ご了承ください。また、本展覧会の各種チケットは7月26日まで有効です。
星野道夫「夕暮れの河を渡るカリブー」1988年
関連イベント ※更新
① 日本写真史と九州の写真家たち
講師:飯沢耕太郎氏(写真評論家)
日時:5月5日(火・祝)14:00~(13:30開場)
場所:北九州芸術劇場小劇場(リバーウォーク北九州6階)
※事前申し込み・入場料不要、先着100名
②学芸員によるギャラリートーク
日時:4月25日(土)、5月16日(土)、5月30日(土)各日14:00~(30分程度)
場所:展覧会場内
※事前申し込み・参加費不要。ただし、本展入場券が必要です。
③ドキュメンタリー映画2本立て特別上映 ※未定
上映作品1:『SUKITA(刻まれたアーティストたちの一瞬)』2018年
上映作品2:『フリーダ・カーロの遺品(石内都、織るように)』2015年
※映画の半券をお持ちいただくと、本展を特別割引でご覧いただけます。(1回限り)
④フォトコンテスト「これが私の最高傑作」※募集は終了しました
人生における最高の1枚を募集します。受賞作品は展覧会会期中美術館内に展示します。
テーマ :自由
応募作品:A4判写真作品
募集締切:3月13日(金)必着
応募先 :毎日新聞西部本社事業部内フォトコンテスト「これが私の最高傑作」係
(Tel. 093-511-1119)
The Kitakyushu Municipal Museum of Art presents:
The Fuji Film Collection ‘My best shot’
– 101 Photographs of Japan’s Greatest Photographers
The first photographic procedure, the Daguerreotype, was presented in Paris in 1839. Only nine years later, in 1848, this technology was introduced to Japan. Within the more than 150 years since photography arrived at the end of the Tokugawa period, Japan has brought forth many excellent photographers. This exhibition shows the best shots of 101 particularly important artists among them, which will be exhibited as masterful silver halide prints, giving an overview over the history of Japanese photography.
In this exhibition you will find works by the early masters of Japanese photography such as Felice Beato and Shimo’oka Renjo. You will also find pictorialist art photographers and works by artists associated with the modernist New Photography movement of the 1930s such as Shiotani Teiko or Fukuhara Shinzo, alongside the multi-faceted expressions by leading figures of both pre- and post-war photography such as Hayashi Tadahiko, Ueda Shoji or Kimura Ihei.
Today, we see photography having entered yet a new stage due to the spread of digital technology and the internet. We hope that this exhibition will not only show you some of the most essential aspects of Japanese photography but also that it becomes an opportunity to think about what photography was, is and might become.
桑原史成「”生ける人形”とも言われた少女」1966年
Exhibited Artists (in alphabetical order)
AKIYAMA Ryoji / AKIYAMA Shotaro / ARAKI Nobuyoshi / ARITA Taiji / BEATO Felice / DOMON Ken / ENARI Tsuneo / FUGO Hitoshi / FUKASE Masahisa / FUKUHARA Roso / FUKUHARA Shinzo / GOCHO Shigeo / HAGA Hideo / HAMAYA Hiroshi / HARA Naohisa / HAYASHI Tadahiko / HIROKAWA Taishi / HIROTA Naotaka / HOSOE Eikoh / HOSHINO Michio / INA Eiji / IRIE Taikichi / ISHIMOTO Yasuhiro / ISHIUCHI Miyako / ITO Yoshihiko / IWAMIYA Takeji / JUMONJI Bishin / KAGEYAMA Koyo / KASHIMA Seibei / KAWADA Kikuji / KIKAI Hiroh / KIJIMA Takashi / KIMURA Ihei / KINOSHITA Akira / KITAI Kazuo / KITAJIMA Keizo / KON Michiko / KUBOTA Hiroji / KURATA Seiji / KURIGAMI Kazumi / KUSAKABE Kimbei / KUWABARA Shisei / KUWABARA Kineo / MAEDA Shinzo / MIDORIKAWA Youichi / MINAMIKAWA Sanjiro / MIYAMOTO Ryuji / MIYOSHI Kozo / MIZUKOSHI Takeshi / MIZUTANI Akito / MORINAGA Jun / MORIYAMA Daidō / NAGAKURA Hiromi / NAGANO Shigeichi / NAKAMURA Ikuo / NARAHARA Ikko / NOMACHI Kazuyoshi / OGAWA Kazumasa / OGAWA Takayuki / OHNISHI Mitsugu / OKADA Koyo / OTAKE Shoji / OTSUJI Kiyoji / SAITO Ryoichi / SAKATA Eiichiro / SATO Tokihiro / SAWATARI Hajime / SEIKE Tomio / SETO Masato / SHIBATA Toshio / SHIMAO Shinzo / SHIMO’OKA Renjo / SHINOYAMA Kishin / SHIOTANI Teiko / SHIRAHATA Shiro / SHIRAOKA Jun / SUDA Issei / SUGIYAMA Mamoru / SUKITA Masayoshi / SUZUKI Kiyoshi / TABUCHI Yukio / TAKANASHI Yutaka / TAKEUCHI Toshinobu / TAMURA Akihide / TANAKA Kojo / TANUMA Takeyoshi / TATSUKI Yoshihiro / TOMATSU Shomei / TOMIYAMA Haruo / TSUCHIDA Hiromi / TSUKIJI Hitoshi / UCHIDA Kuichi / UEDA Yoshihiko / UEDA Shoji / UENO Hikoma / USHIODA Tokuko / WATANABE Yoshio / YAMAGUCHI Herbie / YAMAZAKI Hiroshi / YAMAZAWA Eiko / YASUI Nakaji
Details (※Update)
Venue: The Kitakyushu Municipal Museum of Art
21-21-1 Nishisayagatanimachi, Tobata Ward, Kitakyushu, Fukuoka 804-0024
TEL: 093-562-3215
Period: June 19, 2020 – July 26, 2020
10:00-18:00 (last admission: 17:30)
*closed on Mondays
Admission: adult ¥1000 (800), high-school and university students ¥600 (400), junior high-school and elementary school students ¥400 (200)
*prices in brackets are for groups of 20 and more
*free for owners of a Physical Disability Certificate (shogaisha techo)
*20% reduction for seniors aged 65 and older who reside in the city of Kitakyushu
Special Collaboration:FUJIFILM Corporation
Supervision: Photo Classic
Planning and Production: Contact Co. Ltd.