※トップ画像:2019年レビュー開催後の個別アドバイス(オンライン・対面式)、2020年写真展開催時の様子
2022年、フジフイルム スクエアは、富士フイルムフォトサロン若手写真家応援プロジェクトの新部門として、「ポートフォリオレビュー/アワード」を開設いたします。ポートフォリオレビュー(作品講評会)では、個展開催経験のない方および、ご自身の作品テーマやまとめ方・展示としての組み立て方などをレベルアップさせたい方など、45歳以下で、写真家・写真家を志す皆さまに、レビュワー(プロ写真家)からアドバイスしていただき、今後の飛躍を応援いたします。
今回は、4名のレビュワーが約40名を対象にレビューを行い、最終的に選出された4名に、富士フイルムフォトサロン 東京での発表、アワード展の機会を提供いたします。さらに、各アワード受賞者には写真展開催に向けてレビュワー1名より、作品セレクトやプリントなどの個別アドバイスをしていただきます。作品制作から展示準備にいたるまで、プロ写真家にサポートいただける貴重な機会です。皆さまのお申し込みをお待ちしております。
開催期間
(1) ポートフォリオレビュー / 一次選考会 (事前申込制)
参加者1名のポートフォリオを、レビュワー2名が10分程度オンラインでアドバイス。後日、レビュー参加者40名から一次選考し12名をファイナリストレビューにノミネート。
・レビュワー | 大西みつぐ 、 高砂淳二 | 尾仲浩二 、 広川泰士 |
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・ポートフォリオ レビュー |
2022年8月20日(土) 13:00~15:30 (10名) 16:30~19:00 (10名) |
2022年 8月27日(土) 13:00~15:30 (10名) 16:30~19:00 (10名) |
・一次選考会 | ファイナリスト12名をノミネート (後日、メールにて通知) |
(2) ファイナリストレビュー / 最終選考会
ファイナリスト1名のポートフォリオを、レビュワー計4名が10分程度オンラインでアドバイス。後日、ファイナリスト12名から最終選考し4名を、アワード受賞者に選出、写真展開催権を提供。
・レビュワー | 大西みつぐ 、 尾仲浩二 、 高砂淳二 、 広川泰士 |
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・ファイナリスト レビュー |
2022年 9月24日(土) 13:00~15:30 (12名) |
・最終選考会 | アワード受賞者4名を選出 (後日、ウェブサイト上で発表) |
(3) 個別アドバイス / ポートフォリオアワード展
アワード受賞者1名につき、レビュワー1名が3回程、対面式またはオンラインで個別アドバイス。半年後、富士フイルムフォトサロン 東京で写真展開催、展示作品制作費は富士フイルム負担。
・レビュワー | 大西みつぐ 、 尾仲浩二 、 高砂淳二 、 広川泰士 |
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・アワード展準備個別 アドバイス |
2022年10月以降サポート、2023年3月展示予定 ・写真セレクトやプリント・加工 ・プリントチェックやレイアウト ・挨拶文や搬入 など 個別アドバイスついて のよくあるご質問はこちら |
・アワード展開催 | アワード受賞者2名 / 1スペースで展示 (詳細は、メールにて通知) アワード展開催ついて のよくあるご質問はこちら |
※ レビュー参加者は、全員のレビューをオブザーブして学んでいただけます。
※ 本企画はやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。ウェブサイト・電話でご確認ください。
申込期間
・2022年6月1日(水)~7月3日(日)
・参加連絡は、7月25日(月)頃、メールにてご案内致します。
・申込方法:下記フジフイルムHPにある「申込フォーム」よりお申し込みください。
https://fujifilmsquare.jp/news/220331_01.html
※ 当フォームは2022年6月1日(水)10:00~7月3日(日)23:59 限定公開
※ @fujifilm.comのメールを受け取れるよう、設定ください。
申込作品は、下記「事務局」へ配達記録の残る方法でご送付ください。
富士フイルムフォトサロン 事務局宛
〒125-0063 東京都葛飾区白鳥2-19-5 三和産業(株)内
送付伝票記入用TEL:03-6662-5676 (持込みは不可)
※ 申込多数の場合は、主催者・企画会社による事前審査を実施しますので、予めご了承ください。
・申込時に45歳以下の方。プロ・アマ問わず。
・写真展開催を目標にされている方。
・個展開催経験のない方や、作品テーマやまとめ方・展示組み立て方をレベルアップさせたい方。
・テーマを持って複数枚を発表・展示された作品はご遠慮ください。
・レビューから展示までの記録撮影(写真・動画含む)、
展示時の公開にご了承いただける方。
※ 既に当社企画展で展示頂いた方や、当社・関係会社の従業員、写真関係の同業他社の方は応募できません。
申込規約
・作品テーマ:自由
・作品はすべて、主催者または主催者に作品の展示を申し込んだ方が著作権を有しているものに限ります。次の事項に該当する作品の申込・展示はお断りします。著作権・肖像権・プライバシー権、パブリシティ権等、他人の権利を侵害する作品や、そのおそれのある作品。
(1)著作権・肖像権・プライバシー権、パブリシティ権等、他人の権利を侵害する作品や、そのおそれのある作品。
(2)差別的表現・誹謗中傷・名誉棄損・迷惑行為にあたる作品や、そのおそれのある作品。
(3)法令・公序良俗に違反する作品や、そのおそれのある作品。
(4)第三者の個人情報にあたる内容を含む作品。
(5)商業用の広告・宣伝活動や、特定の思想・宗教等の勧誘、それに準じる内容を含む作品。
(6)上記のほかに、当社の主旨にそぐわないと判断した作品。
※ お申し込みの際には必ず、申込詳細・FAQなどをご確認ください。当社ルールなどを守られない場合には、参加・開催をお断りすることがあります、予めご承知おきください。また、その際の損害については、当社は責任を負いません。
作品形態
・申込・展示作品ともに、プリント作品・静止画に限る。
・申込作品は 20~30枚まで。
・レビュワー閲覧用とオンライン表示用に「プリントとデータ両方のご提出」をお願いします(必須)。
※ 複数テーマでの申込可、ただし講評時間・枚数は変動なし。
・プリント:銀写真プリント(印画紙)・インクジェット出力に限る。六切~A4~大四切サイズまで。
※ ファイル・額などには入れず、まとめて箱などに入れてください。
・データ:JPEG形式・各3MB程度にて。
※ 全データを1枚のメディアに入れてください。
※ 展示作品では、当社製品の銀写真プリント(またはラボ・ご自身で手焼き制作した銀塩印画紙)にいたします。
レビュアー紹介
大西 みつぐ (おおにし みつぐ)
1952年東京都江東区生まれ。東京綜合写真専門学校卒業。1970年代より東京下町や湾岸の人と風景、日本の懐かしい町を撮り続けている。写真集・著書に『下町純情カメラ』、『遠い夏』、『Wonderland』、『川の流れる町で』、『昭和下町カメラノート』など。1985年「河口の町」(作品)で第22回太陽賞、1993年写真集『遠い夏』他により第18回木村伊兵衛写真賞、江戸川区文化奨励賞、2017年日本写真協会賞作家賞を受賞。
2019年 写真展「平成・東京・スナップLOVE」(富士フイルムフォトサロン 東京)
尾仲 浩二 (おなか こうじ)
1960年福岡県直方市生まれ。東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)卒業。国内外を旅して、その土地が持つ空気感や、ゆっくり流れる時間をフィルムで撮り、プリントを作り続けている。1992年写真集『背高あわだち草』で写真の会賞、2002年東川賞新人作家賞、2006年日本写真協会新人賞を受賞。現在、中野でギャラリー「街道」を運営。写真集、個展・グループ展多数
2019年 写真展「平成・東京・スナップLOVE」(富士フイルムフォトサロン 東京)
2020年 写真展「ネコとコージくん」(富士フイルムフォトサロン 東京)
高砂 淳二 (たかさご じゅんじ)
1962年宮城県石巻市生まれ。ダイビング専門誌の専属カメラマンを経て1989年に独立。世界中の国々を訪れ、海の中から生き物、虹、風景、星空まで、地球全体をフィールドに活動。生き物の多様性、人間の地球上での役割などを、メディアを通して幅広く伝え続けている。『Aloha』『PLANET OF WATER』『Dear Earth』『night rainbow』など著書多数。海の環境NPO法人“OWS(Oceanic Wildlife Society)”理事。みやぎ絆大使。
2011年 写真展「想像より、おもしろい。ハワイ」(富士フイルムフォトサロン 東京)
2021年 写真展「八重山を彩る命」(富士フイルムイメージングプラザ東京)
広川 泰士 (ひろかわ たいし)
神奈川県生まれ。広告写真、TVコマーシャルなどで活躍する一方、ザルツブルグ、パリ、ミラノ、アムステルダム、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ヒューストン、シドニー、東京他、個展、招待出展多数。講談社出版文化賞、ニューヨークADC賞、日本写真協会賞、A.C.C.ゴールド賞、ベスト撮影賞、東川国内作家賞他、プリンストン大学美術館、ロサンゼルスカウンティ美術館、サンフランシスコ近代美術館、フランス国立図書館、ミュンヘンレンバッハハウス美術館、東京都写真美術館、東京国立近代美術館他に作品が収蔵されている。その他作品集多数出版。
2019年 写真展「ゼラチンシルバーセッション 藤井 保 広川泰士 平間 至 瀧本幹也 -すべてはここからはじまった-」(富士フイルムフォトサロン 東京)
富士フイルムフォトサロンについて
富士フイルムフォトサロンは、写真の素晴らしさ、楽しさ、感動、そして写真を残す大切さを伝える写真ギャラリーとして、1957年に開館。定期的に公募を行い、プロ写真家・写真愛好家の皆さまの素晴らしい作品を週替わりで、延べ1,500回展示しています。2013年より、45歳以下の若手写真家の方に発表の場を提供する、若手写真家応援プロジェクト「写真家たちの新しい物語」を実施。現在までに32名の方が展示、出展した写真家や来館者から多くの感動の声をいただいています。
公募展「富士フイルムフォトサロン 東京」「写真家たちの新しい物語」紹介ページ
2019年に企画展 「平成・東京・スナップLOVE」の併催イベントで実施したレビュー
2020年に開催したレビュー写真展紹介ページ
企画協力:株式会社コンタクト、デジタルカメラマガジン編集部
アートディレクション:長尾敦子(Book Photo PRESS)