「音楽が聞こえてくるような」躍動感あふれる写真で、ミュージシャンをはじめ多くのポートレイトによって、新しいスタイルを打ち出した写真家・平間至の展覧会『Still Movies』が、新潟県新発田市のCaffenovaで写真の町シバタの関連企画として、2018年10月13日(土)から12月2日(日)まで同館カフェスペースで開催されます。日常生活のオアシスともいえる“カフェ”という空間を念頭に、音楽に耳を傾けるように写真に浸ってもらえたら、「すべては音楽のおかげ」と語る平間自らがセレクトした作品で構成された本展は、瞬間をとらえる一枚の写真の奥に流れる物語や音楽を語りかけてくれます。
1993年初めての個展のタイトルが「STILL MOVIES」だった。
STILL…音のない、静止した。
元々写真は動きもない音もないものだけど、
そこから動き出しそうな、聞こえそうな、
そんな写真を求めていたんだと思う。
故郷の塩竈が東日本大震災の大きな被害にあって、
たくさんの命を失った時、
僕は生き生きとした魂を残すために東京で写真館をはじめた。
人は、ダンスのように肉体を動かすことを
きっかけに解放されることがあると思う。
肉体のグルーブを持って、生き生きとした魂を写真にする。
その写真は大切な何かを語り出すのではないか。
平間至
平間至写真展「Still Movies」
会 場 :Caffenova
〒957-0053 新潟県新発田市中央町2-1-14
TEL: 0254-26-8706
会 期 :2018年10月13日(土)~12月2日(日)
開館時間:11:00~14:00/18:00~23:00
定休日 :水曜日
観覧料 :無料
問合せ先:平間写真館TOKYO
TEL: 03-5413-8400
主 催 :「Still Movies in SHIBATA」実行委員会
共 催 :写真の町シバタ・プロジェクト実行委員会
企画協力:コンタクト
協 力 :アトリエ・シャテーニュ、caffenova、東京カラー工芸社、
ナノナノグラフィックス、ハナイカフェ、フォトクラシック、吉原写真館
※カフェスペースでの展示の為、
混雑時やイベント開催時は、ご覧いただけない場合があります。ご了承下さい。
平間至プロフィール
宮城県塩竈市生まれ。写真から音楽が聞こえてくるような躍動感のある人物撮影で、今までにないスタイルを打ち出し、タワーレコードの「No Music, No Life?」キャンペーンのポスターをはじめ、多くのミュージシャンの撮影を手掛ける。2006年よりゼラチンシルバーセッションに参加、2008年より「塩竈フォトフェスティバル」を企画・プロデュース。2015年1月、三宿に平間写真館TOKYOをオープンする。
関連イベント
① オープニングトーク『写真展の作り方vol.2』
講演者 :平間至(写真家)、佐藤正子(展覧会企画制作)
日 時 :10月13日(土)、19:30~21:00(19時開場)
会 場 :caffenova
料 金 :2500円(ワンドリンク付き)
② 『Live Photo Session』:平間至(写真)&橋本拓也(ダンス)
日 時 :11月30日(金)、19:30~21:00(19時開場)
会 場 :未定
料 金 :2500円
③『出張!平間至写真館 in SHIBATA』
撮 影 :平間至
日 時 :12月1日(土)、12月2日(日)10:00~17:00
会 場 :新発田市内
料 金 :20000円 +データ、プリント、アルバム代別途
※ 1日4組限定(先着順)
※ ご希望の場所でロケーション撮影致します。カフェノバから30分以内で移動ができる場所で希望を3箇所まであげてください。
関連イベントの詳細は平間写真館HPにて
→http://hirama-shashinkan.jp
作品上から
Annika & Scott, 1992年 / Itaru Hirama
Motor Drive, 1992年 / Itaru Hirama
Annika & Scott, 1992年 / Itaru Hirama